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掲載日:2017/10/06
■ レオタードで気分UP! o(^-^)o

 バレエ・レッスンのユニホームであるレオタード。皆さんにとってレオタードってどんなアイテムですか?
レオタードはレッスンでのお洋服の代わりですから、やはりお気に入りのレオタードの着用時には気分はアガるでしょうし、素敵なデザインのレオタードを手に入れた時は嬉しいですよね?反対にレッスン着はあくまでも作業着!と考えて、あまりこだわらない方もいらっしゃるでしょう。

私めも経験年数だけはやたらと長いせいもあり、レオタードの数だけは数えきれないくらいあります。貧乏性な為か、中々捨てられずに溜まる一方ですね。昔のチャコット製のレオタードはかなり優秀で、高校生時代に買った“オペコット”と呼ばれた光沢のある生地のレオタードでいまだ着用が可能な物もあります!(現実には着ないですけれどね(^^;)。)多くは生地よりもゴムの部分が硬くなり廃棄というパターンが多いです。(しかしレッグウォーマーはまだまだ現役!優秀です。)

昔は丈夫な事が第一条件だったレオタードですが、最近はとても華奢なデザインの物が人気ですね。最近はシースルー素材やボタニカル?花柄の生地や、レース等を使ったデザインが沢山目につきます。デザインが色々あった方が体型もフォローしてくれて気分も上がるのですが、でもやっぱり鏡に映る現実って結構キビシイですよね(T_T)。

若い頃はレオタード代よりレッスン代の方が大切でした。もちろんジュニア時代は数枚しか買ってもらえなかったし、タイツだって伝線を縫って使っていましたから結構ボロボロの物を着用していましたよ。先輩方も同じでしたしね。最近はリノリウムの床が増えたせいかあまり伝線してまで使われているタイツって見掛けなくなりました。
大人になってバレエを再開して、段々お金に余裕が出来て来たのと同時に今度は自分の時間が持てなくなり、ストレス解消にレオタードを通販で買うようになった感じです。

<通販>
 通販は外国製のレオタード等が安かったので複数枚買えたりするのですが(特に海外通販!)、試着出来ないのでバクチです!レオタードは出来れば試着して買った方が間違えないアイテムです。 大体ですね!カタログのモデルさんは欧米人かスタイルの良いプロ・バレリーナだったりするのですから、実際に自分が来てみるととても同じレオタードに思えなかったりすることが多々あるんですよ(~o~)b。そんな訳で、買ってもレッスンでは一度も着ないで人にあげてしまったり、「いつか痩せる!」と思いタンスの肥やしになって10年以上のレオタードちゃんも数枚あります。(どーしようかなコレら(~ ~;))

しかしです、友人達と一緒に注文したりして「きゃっきゃ!」とカタログを眺めていると、そこに素晴らしくスタイルの良い方がシンプルなレオタードの出で立ちでいらしたりしたら、気分は“ズーン”って感じに一気に覚めますね。
うん、本当に素敵なレオタード姿って、やっぱりスタイルに恵まれて尚かつ訓練された美しい身体が身にまとうレオタードの姿だと思う。(でも仕方ないじゃない!神様は私にそんな素晴らしい物も時間も与えてくれなかったのだから。)なので、やっぱりカタログに目を戻して憂さを晴らしています。

<脱!Tシャツ>
 大人バレリーナさんの中にはやはり体型を出すのをためらわれて、レオタードの上にTシャツなど着用されている方も多いですよね。うん、気持ちは解る。私ももう皮膚も垂れまくり、腰回りが信じられないくらい太くなった自分の姿を直視できません。もうショート丈のパンツなんて絶対に履けない(T_T)。
でもね〜、やっぱり隠しているのって三重に損をしていると思う。(1)せっかくの素敵なレオタードが見えない、(2)もちろん姿勢の確認が出来ない(=上達を著しく遅らせる)、(3)「痩せなくては!鍛えなくては!」という気持ちがなくなる。着ているメリットなんてTシャツの柄を楽しめることと体型を隠せることくらいじゃないですか?

もちろんコンクールのように“ピンタイ&レオタ オンリー”(ピンクタイツとスカートなしレオタードのみ)なんて言いません。スカートを履いても(大人ならOK、若手はパンツね)、スタイルを出せるウェアなら上に着用しても良いと思う。でもTシャツはダメ。一瞬で判る体幹の引き上げ胸郭の開きすらも判断できませんから。

今は大手のオープンスクール等ではウェアについて指定する所なんてありませんが、スクールの児童やジュニアには最低でもスタイルの出るウェアは義務付けられていることが多いですし、大人でも厳しい先生のプライベートクラスでは体型を隠すウェアは着用できません。(以前、ちょっと太ってしまった娘がTシャツを着てバーを開始してしまい、「…チャレンジャーだな、おい!」と思って見ていたらやっぱり先生から『貴女、そんなに身体を隠していて私に何を見て欲しいの?』と言われてしまっていました。)

恥ずかしいとは思うでしょうが、レオタード姿って慣れと開き直りだから、やっぱりTシャツは止めましょうよ(^_-)☆ まずは自分の今の状態を知らないと直せないでしょう? そしてお洒落なレオタードを楽しみましょう!

<デザイン>
“お洒落なレオタード”って、人の好みや体型によって千差万別です。本当は美しい体型があればシンプルなレオタード姿が一番美しいのですが、中々そんな訳には行かない。
初めは半袖やロングスリーブなどの肌を隠すデザインを着ていても、慣れてきたらキャミソール型のデザインもチャレンジしてみて下さい。肩や脇下が出ているとそこの部分の美しさも追及するようになるので一石二鳥デスよ。逆に七分袖は腕を細く長く見せてくれるアイテムです。その代り腕の使い方が美しくないとダメ。

そしてもうひとつ!少し太めになるとつい肌を隠したくなるのですが、逆です!!特に中年以上の女性にはぜひ、胸や背中が大きくあいたデザインを楽しんで頂きたいと思います。この手のセクシーなデザインは、ガリガリの小娘には絶対に似合わないの!隠すより出してしまった方がずっと見目良いのですよ、ホントに。イタリアン・マダムなどを思い出してみて! 但し、絶対に姿勢に気を付けること。綺麗な姿勢はどんなレオタード姿をもキレイに見せてくれますから。また、姿勢が悪ければどんなデザインを着ていてもダメ。

(余談ですが、前身頃を首で吊っている“ホルタ―”というデザインがありますが、猫背の人やアゴや頭が前に出がちの人(それぞれ問題ですが)は、このデザインを着ると更に悪化することがあります。ほんの少しの力でも身体に掛かっていると姿勢に影響を受けやすいんです。“ホルタ―”を楽しむなら前身頃だけではなく後ろ身頃とも首でつながっているデザインがありますので、そちらをお勧めします。)

 子供の頃からレオタードを着ているとレオタードの上から胸の形が見えていても何ら不自然を感じませんが、やはり気になる場合はレオタードの下にスポーツブラやボディファンデーションを着用する、あるいはバストカップなどをレオタードに縫い付けてしまうと良いです。バストカップはレオタードに直接縫い付ける紐付きタイプとファンデーションなどに差し込む為の紐無しタイプとあります。厚みのあるバストカップは衣装用だったりするのでお気を付け下さい。

<カラー>
 色はベーシックな「黒」がやはり人気なようですが、一番細く見えるのは「紺や青」、(個人差はありますが)肌をきれいに見せてくれる色は「ボルドーやワインレッド」だそうです。少し穏やかな光沢がある方が綿100%の素材より細くは見える感じ。また、最近流行りの花柄は「目にうるさい」と嫌がる先生もいらっしゃるので、厳格な先生のクラスでは避けた方が無難かも。

<お洗濯>
 レオタードのお洗濯ですが、本当は中性洗剤での手洗いをお勧めします。これは友人と同じ色とデザインのレオタードを買った時に実験済みで、1年後には全く違う色になります。とはいえ手間を掛けられない方は、シンプルなデザインは洗濯機(できれば弱洗い)で、レースやシースルーの生地の物や、金具のついている物は手洗いで。日本の水道水は塩素が強いので、外国産のウェアはよく色落ちしますので気を付けて下さい。長く洗剤液につけないこと。
またレッスン後に濃い色のレオタードと薄い色のタイツは一緒のビニールに入れないこと→タイツに色移りして落ちません。それと、中性洗剤だけだと消臭力が弱いので、色柄物につかえるワイドハイタ―等を併用すると良いですよ。中々自分のレオタードの臭いって自分では気づきませんから。干す時は室内干しか日陰げ干しを。

 最後にページを分けて“海外通販”についてのご紹介をしておきますね。しかし私は海外通販は正直あまりお勧めしていません。でもご興味のある方は読んでみて下さい。

“海外通販”についてのページへはこちらから。